吸収糸で効果が長く持続するVOVリフト。期待できる効果や糸の素材、ダウンタイム、安全性などを解説します。
VOVリフトは、体内に吸収される素材で作られたフェイスリフティング用の糸です。期待される効果には、顎のたるみ改善や顔のリフトアップがあります。他には、ほうれい線やマリオネットラインの改善、小顔効果などが期待できます。固定強度が高く、しっかりとリフトアップできる糸として人気です。
VOVリフトは、PCL(ポリカプロラクトン)を素材として作られた吸水性の糸であり、ボブリフト・プレミアムとも呼ばれています。この糸は、プレス成形技術を利用してコグを付けているため、高い固定強度であることが特徴です。
VOVリフトの糸は、プレス成形技術により固定強度が高いコグが付いた糸です。糸の太さは均一で丸みを持たせた先端のコグがあるため、しっかりと引き上げられる上に、挿入時の痛みが抑えられることが魅力といえます。
VOVリフトの糸は、PCL(ポリカプロラクトン)を素材として作られた糸です。このPCLは、吸収されるまでおよそ2~3年と時間がかかる特徴があります。そのため、長期的なリフトアップ効果が期待できます。
VOVリフトは、糸を挿入する部位に局所麻酔を打ち、事前に描いたデザインに沿って糸を挿入します。専用の管を用いて糸を抜き入れし、最後に糸を引っ張りあげて固定することでリフトアップが完成します。
VOVリフトは、皮膚に針を刺して糸を挿入することから、施術後に痛みや腫れ、引きつれ感などのダウンタイムが起きる場合があります。ただし、ほとんどの症状は1週間程度で落ち着く場合が多いことが特徴です。
VOVリフトの糸の素材であるPCL(ポリカプロラクトン)は、体内で分解・吸収される作用があります。体内に色素を蓄積させない体に無害な素材として、アメリカのFDAから承認を受けています。
VOVリフトの副作用には、主に腫れやむくみ、内出血があります。個人差はありますが、痛みを強く感じる方もいるでしょう。その場合は、痛み止めを処方してもらい、できるかぎり辛い副作用が起きないよう調整していきます。
糸リフトの種類は数多くあり、VOVリフトと他の糸リフトには素材や持続期間、特徴に違いがあります。VOVリフトは効果持ちが良く、バランスがいいリフトアップ効果が期待できます。その他、PDO(ポリジオキサノン)を用いた糸は吸収されるまでの期間が1年以内と短く、引き上がる力が強くないことから、短い効果の持続期間となります。
POINT
糸の種類は約100種類以上あるといわれています。予算や目指すフェイスライン、皮膚の状態などから、自分にあった糸を選ぶことが大切です。また同時に、腕の良い医師を選ぶことも重要でしょう。 このサイトでは、腕の良い医師がいるクリニックのみを紹介しています。まずはカウンセリングを受けて、自分にあった糸について相談してみてください。