糸リフトでたるんだフェイスラインを改善する

年齢とともに、たるみが気になるフェイスライン。ここではその原因とともに、糸リフトと呼ばれる美容施術について、そのメリットや他施術との違いを見ていきましょう。

目次

フェイスラインがたるむ原因

加齢によるコラーゲンの減少

肌のうるおいやハリを保つ成分として代表的なコラーゲン。加齢とともにこれが減少したり、コラーゲン繊維が衰えたりすると、フェイスラインのたるみが起こりやすくなると言われています。

脂肪が増加し、筋力が低下した

人間は年齢を重ねるとともに代謝が落ち、脂肪を蓄えやすくなります。それと同時に筋力も低下するため、余分な脂肪が増えたことも相まって、たるみが気になってしまうのですね。

糸リフトでフェイスラインを治療するメリット

フェイスラインのたるみに対し、効果的にアプローチできると言われている糸リフト。では、どのようなメリットがあるのでしょうか?

たるんだ皮膚を引き上げられる

糸リフトは特殊な糸を使い、頬全体を引き上げてたるみを改善するというもの。フェイスラインにもダイレクトにはたらきかけられるほか、柔軟性や伸縮性にも優れているため、自然なリフトアップが期待できます。

ダウンタイムが短い

美容手術の場合、気になるのがダウンタイムですよね。早く自然にならないと、仕事や家庭と両立できない…とお悩みの方も多いと思いますが、糸リフトはメスを入れない比較的簡単な施術なので、ダウンタイムが短く身体への負担も軽い傾向があります。

小じわの改善にも期待できる

全体を引き上げる、と言われると細かい部分には対応が難しそうですが、糸リフトには美肌に不可欠なコラーゲンやエラスチンの生成を促進するはたらきもあるため、毛穴がつるんと目立ちにくくなり、小ジワへのアプローチも可能です。

たるんだフェイスライン治療に必要な糸の本数

糸リフトは症状によって使われる糸の本数が変わってきますが、フェイスラインの改善を目的とする場合は「最低片側3本」が目安とされています。輪郭はたるみが大きく、脂肪の量も多い傾向があるので、それなりの本数が必要なのですね。

参照元:SWAN CLINIC(https://fujinka.jp/7303/)

糸リフトでフェイスラインを治療した事例

シルエットソフトとヒアルロン酸注射を行った事例

事例

引用元:自由が丘クリニック公式HP
(https://jiyugaokaclinic.com/medical/thread-lift/#:~:text=こちらをご覧ください-,◎40代女性,-【施術名】シルエットソフト、ヒアルロン)

治療内容 シルエットソフト、ヒアルロン酸注射
費用 シルエットソフト 1本 121,000円〜145,200円、ヒアルロン酸注射 1本 132,000円〜288,750円(各税込)
治療期間・回数 1日・1回
主なリスクと、副作用 ・引きつり感が出ることがあります。通常1週間程度で消失します。 ・内出血や腫れが現れることがありますが、通常2〜3日で落ち着きます。完全回復には1週間ほどかかることもあります。 ・一部に凹凸が生じることがありますが、こちらは組織を吊り上げたことによるひずみです。2週間から1ヶ月程度で落ち着きます。 ・糸の種類によっては、挿入部がえくぼ状に強く凹むことがあります。通常は1週間程度で消失します。 ・口が開きにくいと感じることがあります。2週間程度で自然に戻ります。 ・麻酔を行う際、注射針によって内出血が起きる可能性があります。 ・想定よりも効果の実感が得られない、または修正効果が弱いことがあります。

シルエットソフトとヒアルロン酸注射を行った事例

事例

引用元:自由が丘クリニック公式HP
(https://jiyugaokaclinic.com/medical/thread-lift/#:~:text=◎-,20代女性,-【施術名】シルエットソフト、ヒアルロン酸注射 【担当)

治療内容 シルエットソフト、ヒアルロン酸注射
費用 シルエットソフト 1本 121,000円〜145,200円、ヒアルロン酸注射 1本 132,000円〜288,750円(各税込)
治療期間・回数 1日・1回
主なリスクと、副作用 ・引きつり感が出ることがあります。通常1週間程度で消失します。 ・内出血や腫れが現れることがありますが、通常2〜3日で落ち着きます。完全回復には1週間ほどかかることもあります。 ・一部に凹凸が生じることがありますが、こちらは組織を吊り上げたことによるひずみです。2週間から1ヶ月程度で落ち着きます。 ・糸の種類によっては、挿入部がえくぼ状に強く凹むことがあります。通常は1週間程度で消失します。 ・口が開きにくいと感じることがあります。2週間程度で自然に戻ります。 ・麻酔を行う際、注射針によって内出血が起きる可能性があります。 ・想定よりも効果の実感が得られない、または修正効果が弱いことがあります。

たるんだフェイスライン治療の他の方法との違い

しかし、たるんだフェイスラインを改善するには、糸リフト以外の選択肢も存在します。では、他の施術とどう違うのか、見ていきましょう。

ヒアルロン酸注射

まず、ヒアルロン酸注射とは身体にもともと存在する「ヒアルロン酸」という成分を注入し、ナチュラルにフェイスラインの改善を図るというもの。衰えた分を補うといった形で、自然と体内に吸収されていくので不自然になりにくいのが特徴です。

糸リフトと比較したヒアルロン注射のメリット

ヒアルロン酸注射は外科手術ではなく注射をするだけなので、糸リフトに比べると気軽に挑戦しやすいのが魅力。成分は少しずつ体内に吸収されていきますから、化粧水を入れるような感覚で無理なくフェイスラインを調整できます。

糸リフトと比較したヒアルロン注射のデメリット

しかし、逆にヒアルロン酸は糸のように特殊な器具を用いず、純粋な成分を注入することになるため、元通りになるまでの時間が短い傾向があります。持続力を求める方には不向き、と言えるかもしれません。

ハイフ

ハイフは、特殊な超音波を皮膚層に照射することで、熱エネルギーを利用して顔を引き締める、という方法。まぶたやほうれい線、目元への効果も期待でき、小顔効果も見込めます。

糸リフトと比較したハイフのメリット

糸リフトと比較した場合のメリットとしては「外科的な施術が不要」というところでしょう。メスを入れないとはいえ、糸リフトは糸を通すというプロセスが必要です。その点、ハイフは皮膚表面にはたらきかける方法ですから抵抗が少なく、顔を引き締める効果も期待できるのが魅力と言えます。

糸リフトと比較したハイフのデメリット

いっぽう、ハイフは超音波を照射する方法だからこそ「しばらく肌がデリケートになりやすい」傾向があります。そのため、紫外線に当たる機会が多い方や、元々乾燥肌の方などはいつも以上にケアに気を配る必要があるでしょう。

参照元:麗ビューティー皮フ科クリニック(https://www.rei-beauty.com/blog/article/ヒアルロン酸か糸か?/)
参照元:ザ ナチュラルビューティクリニック・ビューティークリニック ザ ギンザ・はもり皮フ科(https://www.mc-keiaikai.com/column/doctor/252/)
参照元:エスクリニック京都(https://kyoto-sclinic.com/column/column01/)
イトラボ編集チームまとめ
POINT

POINT

このように、糸リフトは他の施術と比べ「より持続力を求める方、糸を通すという工程に抵抗がなく、かつダウンタイムを軽減したい方」に向いていると言えます。フェイスラインが気になる方は、ぜひお近くのクリニックに相談してみてはいかがでしょうか。

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