20代から糸リフトはいる?

「まだ20代だから糸リフトは必要ない」…そう考えるのは、実は時代遅れかもしれません。実際のところ18歳をピークに老化は少しずつ進行しており、20代でもほうれい線やフェイスラインのたるみが気になる方は少なくないのです。また、たるみ改善以外にも糸リフトにはメリットが!では、早めに始めるのがおすすめな理由について、詳しく見ていきましょう。

目次

20代でも肌がたるむ⁉原因を解説

睡眠不足や栄養の偏り、運動不足など不摂生な生活

まず、20代でも不摂生な生活によって肌がダメージを受けていると、たるみやシワが気になり始める恐れがあります。特に寝不足は疲労等のストレスを解消できない上、男性ホルモンを活性化させてしまうので、十分注意しましょう。

また、美しい肌を作るためには食事の内容も大切。ジャンクフードや甘いもの、お酒などは控え、野菜やタンパク質、炭水化物をバランス良く摂りましょう。無理なダイエットのため、炭水化物を抜きすぎるのもNG。運動不足も代謝や血流に関わるため、体型維持を目的として適度に身体を動かしつつ、適正カロリーに収めるのが理想です。

表情筋の低下や、肌への強い刺激

表情筋の低下は加齢によって起こりやすいと言われていますが、実は「使わなければ衰える」部位でもあります。特にデスクワークやリモートワークで人と話さない、1人でいることが多いという方は、映画を観たり面白い動画を探したりと工夫して、表情筋を鍛えましょう。

また、紫外線や乾燥など、外部からの刺激も悪影響。外出時には夏以外でも日焼け止めを塗り、自宅でも乾燥したと感じたら化粧水やクリームで保湿するなど、セルフケアを心がけてみてください。

20代だからこそ糸リフトを受けるべき理由

このように、20代でもたるみが気になってくる要因はたくさん。そこで、徐々に体内に吸収される特殊な糸を用い、頬を引き上げる「糸リフト」がおすすめです。では、糸リフトにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

たるみ改善

糸で頬を引き上げる、とご説明しましたが、これにより「たるみ改善」効果が期待できるのが糸リフトの特徴。フェイスラインやほうれい線にもアプローチできるほか、施術後すぐに変わったことを実感可能なのも魅力です。また、若いうちに受けた方が、40代~50代に比べて持続力も高いと言われています。

予防&美肌効果

既に気になっているたるみにアプローチできる糸リフトですが、20代のうちに受けることで、将来的に生じる恐れがある「大きなたるみを予防する」効果も期待できます。コラーゲンの生成を助け、肌のハリがアップする効果も期待できるため、たるみの進行を遅らせつつ美肌を目指せるのもポイントです。

小顔効果

頬は脂肪やお肉が付きやすい部位なので、糸リフトを行うことでフェイスラインが引き上げられ、スッキリとした印象になるのも特徴。横顔のラインもシャープに整うため、小顔効果を期待する方にもおすすめです。

コストが安い

糸リフトは、使用される糸の本数によって料金が変動するのが一般的です。たるみが大きければ大きいほど費用が高くつく傾向がありますが、20代ならまだたるみも軽いため、コストパフォーマンス的に考えてもオトクだと言えます。

20代で糸リフトを受けるメリット

糸リフトはエイジングが気になってから行う施術のイメージがありますが、20代で糸リフトを受けるメリットはあるのでしょうか。

たるみの予防

20代ではたるみが気になって糸リフトを行うというより、たるみの予防としての糸リフトがおすすめです。糸リフトに使用する糸は、施術後だんだんと体内に糸が吸収されます。この吸収される過程で、糸の周囲にコラーゲンやエラスチンなどの線維芽細胞が増えるため、ふっくらとハリのある肌が期待できます。

皮膚がピンと張っていることでたるみの防止となりますが、皮膚がたるんでから施術するより、20代のうちから予防的に行うのがおすすめです。

美肌効果

糸リフトでは、糸を皮膚内に直接挿入するので刺激によってコラーゲンやエラスチンの産生が促されます。肌に元々ある保湿成分ですが、コラーゲンやエラスチンが増えることによって、肌の弾力やハリがアップして美肌効果が期待できます。

エイジングケアは悩みが出てから改善するより、予防する方が効果的なため、20代からの糸リフトはメリットがあります。

若いうちに糸リフトをするデメリット

20代から糸リフトを行うことで、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

費用がかかる

若いうちから糸リフトを行うのはおすすめですが、リフトアップ効果は1年〜1年半程度です。定期的に施術を受け続けることで、糸リフトの効果を持続できますが、そのたびに費用がかかります。

また医師の技術によっては左右差が生じたり、凹凸が出たりすることもあります。知識と経験が豊富な糸リフトを得意としている医師に施術してもらいましょう。

本当に必要か見極める

20代のうちはまだ肌のたるみも大きくないため、糸リフトの効果を感じにくいデメリットがあります。せっかく高い費用を払いリフトアップ効果を期待していても、大きな変化が感じられずに不満を抱えることも。

しかしながら若いうちには大きな変化はなくても、将来のたるみ予防にはなりますので、数十年後の若々しいたるみのない肌を目指しましょう。40代になってから、若いうちから糸リフトをしてる効果を感じる方も多いようです。

20代で受ける糸リフトの気になること

糸リフトを20代で受ける場合に気になることにお答えします。

20代で糸リフトを受けても大丈夫?

たるみを引き上げる施術のイメージが強い糸リフトですが、20代でも受けられます。糸リフトにはリフトアップだけでなく、フェイスラインをキュッと整えることによる小顔効果や、肌のハリアップの効果も期待できます。

20歳を過ぎるとコラーゲンの生産量や新陳代謝が落ち始めるため、将来のたるみ予防に若いうちから糸リフトを行う場合もあります。

20代だと平均何本くらい糸を入れる?

糸リフトが効果的な部位は、フェイスライン、ほほ、ほうれい線、顎下などです。たるみやしわの改善を目的としますが、たるみ予防にも効果が期待できます。

糸の本数は、20代では10本程度が目安です。ただし必要本数は個人差がありますので、医師に相談してみましょう。

糸リフトは何回でもできる?

糸リフトの糸は体内に吸収されるため、糸リフトに施術回数の制限はありません。溶ける糸は一般的に約2年程度で体内に吸収されるので、リフトアップやフェイスラインの引き締め効果は約1年〜1年半となります。

そのため1年〜1年半を目安に定期的に施術を受けることがおすすめです。

またPP(ポリプロピレン)など溶けない糸を使った施術では、施術回数に制限があります。施術を受ける前に医師にしっかり相談して決めましょう。

イトラボ編集チームまとめ
POINT

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このように、糸リフトは20代からでもしっかりと効果を発揮してくれる上、コストや将来的な予防の観点から見てもメリットが大きいと分かりました。少しでも気になっている方は、ぜひお近くのクリニックに相談してみてはいかがでしょうか?

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